なぜこんなにむくみが治らないのか?

お役立ち情報美容に関して
なぜこんなにむくみが治らないのか?

⭐️意外に知られていないタンパク質不足

タンパク質が不足すると結果的にむくみが起きることが分かっています。女性の食事に多いサラダ類とパスタだけであったり、パンだけであったりすることもむくみの原因です。極端なダイエットをしている方でなくともバランスの良い食事していないと、むくみの原因を作っていることもあります。

対処法
お肉などの動物性たんぱく質は高カロリーになることも多いため食べたくないと感じる方もいると思います。そこで最も簡単にタンパク質を摂ることが出来るものは豆乳です。植物性のタンパク質ですのでカロリーも少なく、ダイエットをしている方にも適しております。また、豆乳は女性ホルモンに近い構造をしていて、女性の排卵や月経をサポートしてくれることも知られています。どこのスーパーでも売っているには理由があるんですね!

⭐️実は単純に塩分の取り過ぎている事が多い

様々なむくみの原因がある中で悩んでいる方のお話を聞くと塩分摂りすぎの方が大変多く感じます。体の中に塩分が増えると水を取り込み、体内の塩分濃度を一定にしようと作用しむくみの原因を作ります。日本人は塩分が多くなる食生活をしています。また即席麺などスナック菓子など誘惑も多く塩分を取り過ぎてしまうことがあります。例えばラーメンのスープを飲まなければ塩分を摂らなかったと思っている方もいますが、麺にもしっかりと塩分が含まれています。

食塩摂取の目標量は女性で9.1gです。普通の食生活をしていれば達してしまう量となります。

対処法として

出来上がった料理に食塩などの純粋な塩分を掛けないようにする事です。最近ではハーブソルトや岩塩のような旨味のるお塩が多く販売され手軽に使用してしまいがちです。しかしもともと調理される際に多くの塩分が使われるので、調理後の料理に塩分を足すことは摂り過ぎの元です。


また塩分の排出を促すカリウムをたくさん摂ることも必要です。ほうれん草、アボカド、バナナ、キノコ類、海藻類に含まれます。ちなみに私はむくみなど気になる時にブロッコリーを薄めに塩ゆでして食べることが多いです。ブロッコリーはカリウムが多いだけでなくビタミンも豊富です。最近ではカリウムを多く含んだ食塩が販売されています。「やさしお」などが代表例です。減塩やカリウム摂取を心がけましょう。


⭐️間違いない!運動不足を自覚している方

一般的なむくみは運動不足が最も多い原因と思われます。
女性でデスクワークしていて運動をしていない方は間違いなくむくみやすいタイプになるしょう。ふくらはぎの筋肉などをたくさん使うとポンプと同じ作用が働き足に溜まったむくみが改善します。男性は筋肉が多いのでむくみにくいのはこのためです。もともと筋肉量の少ない女性が動かない仕事をして、運動も行わなければむくみは感じやすくなります。

対処法
自宅で簡単に運動することでも効果はあります。踵を上げ下げするカーフレイズなどでふくらはぎの筋肉を良く使うとポンプ作用でむくみが改善します。また普段から階段を使って良く歩くことを心がけるだけでも効果があると思います。

⭐️ストレスでむくみは起きる!

むくみの原因ではストレスが関係あることも分かっていてしっかりとした医学的な理由があります。ストレスを感じた際にコルチゾールと言われるホルモンが放出されます。これは体から出るステロイドで元気になるために放出されるホルモンです。血管とリンパ管の間の水分の出し入れの働きを低下させて結果むくみが生じます。

現代社会でストレス無く生きることは大変難しいです。ストレスの無い生活は難しいとしてもストレスを多く感じている際にむくんでいれば、その原因が理解できて少し安心すると思います。

⭐️しかし、そもそもむくみは病気ではない

女性はもともと筋肉が少ないのでむくみになりやすいですし、生理の周期でむくみやすいことがあります。更に塩分の高い食事をしてタンパク質不足になればかなり高い確率でむくみが出るでしょう。しかし朝よりも夕方にむくみが強まり朝にまたむくみが解消されるようなタイプであればそれほど心配はいりません。足がだるかったり重かったりする症状があれば是非上記の解消法を試してみてほしいと思います。

⭐️怖いむくみとは
極まれではではありますが、心臓や腎臓、肝臓の内科的疾患によりむくみが現れることがあります。医師への相談が必要です。また押しても凹まない粘液水腫と呼ばれるむくみは甲状腺機能低下症の症状で、女性に多く珍しい病気ではありません。